「喪失と再生」
2011年 04月 19日
平野啓一郎氏の「かたちだけの愛」が
深く読まれているようだ。
ワタシは日蝕でギブ・アップした作家さん。
初めての恋愛小説・・・それならトライできるかも?
* 「みんな人生の中で何らかの喪失体験をする。
その場合 失ったのと同じものを取り戻そうとするのではなく
前よりもっといいものを得るよう努めることが大切では。
大震災の後だけに 大きな喪失体験をした人が
共感してくれればうれしいです。」と。
* 古典では漱石の「我輩は猫である」が人気なのだと。
後年・日本が抱えるであろう自我を予見していたと。
「近代と自我」・「親子別居」・「夫婦雑居」
自我=我欲 いま しきりに語られているが
ワタシは読みきれていない(若かったから?)再読の必要ありかな。