銀の街から <チェンジリング> ☆
2009年 03月 10日
冒頭に 「トゥルー・ストーリー」という 字幕が出てくる。
「事実」であるという 前提が その 「ありえなさ」に
かえって強硬な リアリティーを 与える。
観客にとって 映画における 最大のサスペンスとは 「次はどうなるのか?」
という 素朴な思いによって 生み出される緊張感である。
クリント・イーストウッド 監督はその思いを そらすことがない
彼の プロフェッショナリズムが そうさせるのだろう。
愛情物・ 告発物・ 猟気物でもなく。 しかし同時に そのすべてが 存在する。
アンジェリーナ・ジョリーの大きな瞳 「 眼差し」・・・
悲しみの眼差し。 疑いの眼差し。 怒りの眼差し。 絶望の眼差し。 希望の眼差し。
この映画に 強いアクセントと 鮮やかな彩りを もたらす。。。
抜粋記事 より。
後付で 読む不思議さに・・・
感じ方は ほぼ 同じ・・・監督の丁寧な 映画作りの 手腕だと。
20人の少年を 殺した犯人の 絞首刑の場面では
小さく拍手していた 自分が存在していた。。。
(水野晴郎さんってそういえば亡くなってましたね)
おくりびと以来、映画に行ってない気がします。
そういえば,クリントイーストウッドの許されざる者という映画が
印象に残っています。
許されざる者・・・良かったです・・・いまや 名監督ですね。